■本 / 今週のお勧め
◇ロジカル・シンキング(照屋華子、岡田恵子)
内容自体は薄い小冊子にまとめられそうなほど薄い。使いこなせればなかなか役に立ちそうな本だけれどMECEは難しそう。ロジカルシンキング関連の本では一番すっきりしていると思うのでお勧め。
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」、
京大式ロジカルシンキングとかも機会があれば読んでみたい。
■まとめ
メッセージとは次の3つがセットになったものであり
1°課題
2°答え(結論、根拠、方法)
3°相手に期待する反応(理解、フィードバック、行動)
「答え」に共通するよくある間違いに「話の重複、漏れ、ずれ」や「話の飛び」があるのでそれを防ぐために
それぞれ「MECE」と「So What? / Why So?」という考えを導入して解決している。
また、これららを用いての論理を構築する方法が解説してある
★★★★☆
◇痛快!憲法学(小室直樹)
「日本国憲法はすでに死んでいる(機能していない)」という。
ベストセラーゲーム化会議にも取り上げられていて挿絵に北斗の拳が使われていて面白そうだなと前から気になっていました。内容はとても斬新。
■まとめ
・憲法とはそもそも国家権力(リヴァイアサン)を縛る為の命令である。
・民主主義と憲法は本質的に無関係であり議会制や多数決制もデモクラシー以前から存在していた。
・予定説でエートス(内面的、外面的な行動様式)が変わり、民主主義が生まれ、行動的禁欲が資本主義を生んだ。
・契約の絶対性は契約教であるキリスト教がベースになっている。
・キリスト教に比べ契約が甘いという点では日本も中国も似たようなもの。
・民主主義は独裁者の温床
・憲法9条はただの模倣
・明治憲法は民主主義を単に輸入しただけでは機能しないことを見越して天皇を神と設定するなど工夫した。
・議会の自殺が日本をダメにした。
★★★★★